7月2日（金）、食健康学科3年生を主な対象とした「第2回キャリア相談会（行政）」をオンライン形式で開催しました。
この相談会では、現場で活躍する若手管理栄養士や先輩をお招きして、業種・業務・就活プロセスなどについて伺い、学生の職業選択の参考になる機会としています。第2回の今回は、行政栄養士として働く2人の先輩にお話を伺いました。

【講師】
◍北信保健福祉事務所 健康づくり支援課
管理栄養士 小沢瑞希様

◍松本市保健所 健康づくり課
管理栄養士 大友美緒様

北信保健福祉事務所で勤務する小沢講師の業務内容は、食生活改善推進員の育成、食環境整備、食の情報発信、健康出前講座や喫煙防止教室など多岐に渡ります。関わる年代が幅広く、覚えなければならないことは多いけれど、魅力ややりがいをたくさん感じられる仕事であるとお話いただきました。
松本市保健所で勤務する大友講師からは、ライフステージに合った施策や情報発信についてお話いただきました。松本市が実施する「1日2食は3皿運動～1・2・3でバランスごはん～」や「おいしく食べよう 具だくさんみそ汁運動」では、食を通した人づくり・地域づくりを実践していると説明がありました。
就職活動に関しては、就職先の決め方、公務員試験対策と管理栄養士（国家資格）試験対策の両立などについて、経験談を伺いました。
また質疑応答では、行政栄養士として働くうえで心掛けていること、栄養相談における相談者のプライベート情報への配慮、市民にわかりやすく伝えるための工夫、など専門家として県民・市民と関わる姿勢について質問があり、丁寧な回答をいただきました。