6月16日（水）、健康発達学部1年生を対象とした発信力ゼミ「大学生活スタートアップ講座③～これからのキャリアデザイン」を開催しました。
1回目は大学4年間を見通した目標を立て、2回目は “今”の自分が大切にする価値観に向き合いました。総まとめの今回は、大学卒業後のキャリアデザインについて考えました。

前半は、社会で活躍するために必要な社会人基礎力について学び、ワークシートで社会人基礎力のセルフチェックをしました。社会人基礎力の積み上げは大学生活から始まっており、自分で意識的に成長させることが大切です。

後半は、キャリア理論「プランドハプンスタンス」について学び、スティーブ・ジョブズ氏のスピーチを視聴しました。プランドハプンスタンスとは、「個人のキャリアは、偶然に起こる予期せぬ出来事によって決定され、その偶発的な出来事を主体性や努力によって最大限に活用し、力に変えることができる」という考えです。スティーブ・ジョブズ氏が点と点をつなげて未来をつくったキャリア・アプローチは、まさにプランドハプンスタンスと言えます。

大学生活の中でも今の学びがいつか点で繋がることを信じて、日々の生活や学びに全力投球すること、偶然を意図的に生み出すような能動的なアクションプランを立てることが、卒業後のキャリアの充実に繋がります。3回のキャリア講座を通じて、大学で学ぶ意義を全員がしっかり考えました。