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ゼミ紹介



専門ゼミ一覧

No. 教員 ゼミナールⅠ
テーマ
ゼミナールⅡ・Ⅲおよび卒業研究
テーマ
穴山 悌三 産業組織分析入門 産業組織分析
東 俊之 組織論の視点で経営活動を分析する 経営組織(体)に関する分析・調査研究
井藤 哉 会計リテラシーを身につける
大室 悦賀 ソーシャル・イノベーション ソーシャル・イノベーション
衣川 修平 会計、財務の観点からのマネジメント 会計学・財務を基にしたマネジメント
金 賢仙 ビジネス法の入門 ビジネス法の研究
周 夢媛 「正解」のない世界へようこそ
首藤 聡一朗 ビジネスプランを作ろう! 経営戦略の理論と実際
田村 秀 地域を元気に!(よく学び、よく遊べ!) 地域を元気に!(よく学び、よく遊べ!)
10 築山 秀夫 ポストコロナ時代のまちづくりを考える 持続可能な地域社会の形成
11 鶴田 靖人 データサイエンスの基礎 統計学を学び、計量分析を活用する
12 内藤 陽 公法学の世界へ
13 中川 亮平 企業行動と経済
14 永田 邦和 金融を学ぶ・金融を通して学ぶ 金融を学ぶ・金融を通して学ぶ
15 中村 陽人 消費者の心理を科学する 消費者の心理を科学する
16 中村 稔彦 財政学:市町村による地域再生・活性化政策 少子高齢化・地域活性化に向けた政策と財政運営
17 三浦 正士 地方自治の課題を考える 地方自治の課題を考える
18 宮﨑 紀枝 健康を支えるシステムの創生
ゼミⅠ<地域をみる>
健康を支えるシステムの創生
19 宮下 清 国際地域経営(組織・人材マネジメント)を学ぶ 国際地域経営(経営・組織・人材マネジメント)を学ぶ
20 尹 大栄 A.地域・地場産業がおもしろい!
B.アジアの日系企業、どうする?
卒業論文作成に取り組む

ゼミ紹介

金ゼミ テーマ「企業に関する法律 ビジネス法の研究」

金 賢仙 准教授

金 賢仙 准教授

ビジネスに関する法学、特に金融・資本市場法制(会社法・金融商品取引法・企業会計法)を学びます。学生同士で切磋琢磨して成長し続ける場を提供するのがゼミのミッションです。「そもそも株式会社ってなに?」「取締役って何をする人?」「上場って?」のように、会社の仕組みや企業社会の動きをまったく知らない白紙状態からスタートした学生が、「虚偽記載を防ぐためのガバナンスとは」「暗号資産(仮想通貨)の法規制のあり方」など、先端的テーマで卒業研究に取り組むレベルまでに成長します。
私のゼミでの学びは、就職活動とも親和性が高いため、ベストな進路選択の一助ともなっているようで、早い段階で内定を得る学生が多いようです。ビジネス法の領域は、多くの学生にとって未知の世界なので、まずは楽しく基礎を学ぶところからスタートして、徐々にレベルアップをはかります。2年生スタート時には、「株式会社をつくろう」ゲームなどを用いて楽しく基礎固めを行っています。

小宮 青空さん

4年(取材当時)
小宮 青空さん

金ゼミは会社法・金融商品取引法を中心に幅広くビジネスに関する法制度や企業不祥事の事例について学ぶことができます。基礎を学ぶ中で、はじめは著作権法について興味をもちましたが、個別面談で酒類業界への就職を考えていることを相談した際、「お酒×法制度」のテーマも将来につながり、面白いのではないかとアドバイスいただき、現在「ワイン法(原産地呼称制度)」について卒業研究に取り組んでいます。金ゼミでの卒業研究は「大学で学んだこと」で終わらせることなく、将来を見据えた研究を先生のサポートのもとで進められるのが大きな魅力です。ゼミの専門的な学びは、グループワークや発表が中心となり、「主体的に学ぶ」姿勢が身につきます。金ゼミでは「発表を聞く際は1人1回質問する」というルールがあり、発表者も聞き手も真摯に課題に向きあうことで、質の高いプレゼン発表会やディスカッション、フィードバックにつながっています。

首藤ゼミ テーマ「ビジネスプランコンテストへのチャレンジ」

首藤 聡一朗 教授

首藤 聡一朗 教授

2年S寧のゼミでビジネスプランコンテストへの挑戦などを通じて社会人基礎能力を養います。1学期「課題解決プロジェクト」、3学期「ビジネスプランコンテストへの挑戦」、4学期「企業への提案」というスケジュールです。私は場を整え、ヒントとなる情報を提示するだけで、学生が自主的にグループワークを進めます。3・4年生のゼミでは、経営戦略論を学びますが、プレゼンテーションなどのグループワークを軸に、自らの理論を通じて現実を見る目を養ってもらいます。基本的に経営戦略論の重要なトピックについて通年で学びます。毎回授業の最初に、気になる経営・経済系の雑誌記事をグループで共有します。現実を知ることが、大学の学びにおいても、就職活動においても、社会に出てからも重要と考えるからです。その後に、グループワークを通じて私が提示するテーマに取り組んでもらい、その後プレゼンテーションなどの手段を通じて全体共有します。

寺島 大喜さん

3年(取材当時)
寺島 大喜さん

首藤ゼミの魅力は、経営戦略を学び、それを自ら解釈し、より多くアウトプットできるところです。ディスカッションを通して、グループの人と意見を交換し、新しい価値を生み出すことができます。そして実践的な形で経営戦略を学べるので、まるで企業の企画部に入ったような感覚をおぼえます。現在は毎回の授業で多くの企業の経営戦略を知り、様々なスタイルの経営方針を各グループで発表し、互いに刺激し合い、デキストの輪読などを通じて、ディスカッションしていきます。
将来はまだはっきりしていませんが、今の経営戦略を学ぶ姿勢、またディスカッションを通して、共創し合い、新しい価値を学ぶことを続けていけば、どの企業に入っても柔軟に対応できると考えます。このように首藤ゼミでは、経営戦略はもちろん、就職してから役に立つ適応能力、アイデア発想力などを多くのディスカッションを通して学ぶことができます。

中村ゼミ テーマ「消費者行動を心理を科学する」

中村 陽人 准教授

中村 陽人 准教授

「何事もベストを尽くす」「ゼミは家族である」ことを理念に掲げています。「人間関係の濃さ」と「きつさ(課題、各プロジェクト、卒論)」が特長です。少人数の専門ゼミに3年間所属できるところはなかなかありません。1年次12月ごろには所属が決定し、2年次は統計学やデータ分析の勉強を行います。実データを統計分析のソフトを使って分析するなど、実践できる力を重視しています。2年次の4学期あたりから就職活動が本格化する3年夏休みぐらいが、本格的な活動期間になります。それまでに培ったマーケティングや調査分析に関する専門的知識を生かして、各種プロジェクトに取り組みます。企業の実データ分析、企業との商品開発、研究会、コンテストなど、学生がやりたいことを、やりたいだけやります。そして、就活が終わると、集大成と位置付けられる卒論に力を入れて取り組み、大作を仕上げます。

小島 葉奈さん

4年(取材当時)
小島 葉奈さん

中村ゼミで学んでいる調査票づくりやデータ分析を生かし、日本酒の魅力を同世代の若者に伝える新商品開発「お酒プロジェクト」に取り組んでいます。昨年は20代の「日本酒離れ」について500人規模のアンケートを実施し、報告書にまとめました。そこから、日本酒に対する関心をもってもらうために日本酒に関する知識(吟醸酒と純米酒の違い、銘柄の種類を知っているかなど)やストーリー(できるまでの過程はつくり手の思いなど)の情報発信が重要であることに気づき、岡谷市の酒造会社「豊島屋」さんや千曲市の酒造店「酒乃生坂屋」さんを訪ね、お話も伺いました。
松川村の水田で酒米の田植えを手伝わせていただき、今後、酒造りまでを体験させていただきます。若い世代が手に取りたくなる味やデザインにこだわり、SNSでも発信。商品化までのストーリーを販売戦略に生かしたいと考えています。