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学びの特色「長野×グローバル」


長野県立大学が目指すもの。それは、グローバルな視野で地域を創生できる、リーダーの輩出です。常に世界の視点で考え、世界と通じ、世界を学び、それを日本や地元にフィードバックすることが、これからの社会には必要なことです。世界と地域は相反するものではなく、じつは繋がっています。学生一人ひとりが広い大海に漕ぎ出し、大きな夢に挑戦できる学びをこの地で実現していきます。
長野県立大学だからできること。
WHAT WE CAN DO

長野県の知の拠点となり、世界の持続的発展を可能にする研究成果を発信し、もって人類のより良い未来を創造できる大学であるために。私たちは、学びの場の創造にあたっても、既存の枠にとらわれず、まったく新しい教育プログラムを一から作ろうと試みました。


1. リーダーを育成する知と学びのベース

長野県立大学では、社会に出るための素地となる「考える力」、「コミュニケーション力」を育むために、特に基礎となる初年次の「教養教育」に重きを置き、学年を経るごとに「専門教育」も広がりを見せ、実践的かつ自主的な学びを深めます。基礎教養と専門分野、双方をバランスよく身につけ、社会で即戦力となれる人材を育てます。

主体的な学びを育む 「教養教育」


長野県立大学の初年次教育

様々なプログラムを通して大学で必要となる基礎能力、母語発信力や英語力、思考・判断力、表現力、アカデミックスキルズなどを養成し、2年次以降の基礎を作ります。また、こうした力は、社会人として生きる上で基盤となる「主体的な学び」を育み、身につけた教養は幾つもの壁を越えていくツールとなることを確信しています。

少人数教育

教育のひとつの理想である「学生一人ひとりの個性や資質にあった親身な教育」。そのためにも本学では少人数制授業を行っています。自ら問いを定め、インプットとアウトプットを経て、議論や対話を行うための授業。英語集中プログラムでは1クラス25名、「発信力ゼミ」では1クラス16名程度を上限としています。

1年次全寮制

学生同士の学び合い、助け合い、切磋琢磨を通じて主体性や社会性、コミュニケーション能力を養います。また寮生活は、留学生との異文化交流や象山未来塾によるキャリア教育など、教育的機能も兼ね備えます。仲間との共同生活で、授業では得られない気づきや学びを修得します。

英語教育

読む、聞く、話す、書く4技能融合型の「英語集中プログラム」では、1年次に週4回の授業を集中的に行い、英語運用能力と英語コミュニケーション能力をバランスよく養成し、実践的な力、聴いて内容の主要な点を理解できる英語力を身につけます。

ディスカッション授業

プラトンや孔子は、対話・問答を通して弟子に真理を探究する教育を行ったとされ、ディスカッションは、教育の原点です。本学では、各学科の専門教育科目における演習や総合教育科目の授業において、ディスカッションを含む双方向授業を積極的に導入します。また学生とのコミュニケーション、知識の伝達や理解度の確認に充分な時間を確保するため、100分授業としています。

実践的な学びを深める 「専門教育」


体験で終わらないインターンシップ
ー グローバルマネジメント学部 ー
長野県には独自の長い歴史を持つ老舗企業や、伝統を活かし海外に進出を果たす企業など優れたサスティナブルカンパニーが数多く存在します。日本の企業を見、海外の企業をビジットする。本学のインターンシップでは、企業で実践的な勉強を行います。
専門的なスキル、学びを深める実習
ー 健康発達学部 ー
卒業して、就職先の現場で即戦力となりうる人材を育てます。「大学らしい学び」の一環として、資格だけでなく、病院や幼稚園、介護施設などの現場で、より多くを経験したものだけが得られる実践力や、予期せぬ事態に遭遇しても動じない柔軟な対応力や判断能力を養成するものです。
イノベーターを招き、
展開するCSIの広範な学び
日本中から集まるアドバイザリーメンバーや各界のプロフェッショナルとともに、社会的課題を解決するための新しい仕組みを創造していくソーシャル・イノベーション創出センター(CSI)を軸に展開する様々なプログラム。公開講座や産学官連携からイノベーティブで実践的な人材育成を実現します。

2. 世界を知り、グローバルな視野を育む

日本のどこにいても、これからは世界的視野を持たなければ、諸問題は解決できません。ただ海外に出るのではなく、そこで何を考え学んだかが重要となります。長野県立大学では、国際的な公用語として英語の集中授業と短期の海外プログラムを全員に課し、また留学生との国際交流を促進し、多様な価値観を養います。

2年次全員参加の 海外プログラム


2年次の全学生が、海外において語学に加え、専門分野の学びを効率よく体験できる短期研修プログラムを実施するのも本学の大きな特長です。全員参加とすることで、寮生活と同じように経験を共有した学生たちがともに自立し、協働できる人材に育つことを期待しています。

POINT 01 すべての学生に海外を
原則的に、全学生が参加します。一人ひとりが海外を体験することで、語学と専門分野を学ぶための確かな基盤を養っていく短期研修プログラムです。

POINT 02 事前準備と学びの報告
県内の実習など事前学習を重ね、何を学ぶかを自問し研修先へ。帰国後はプレゼンテーションや報告会を通し、他の国の状況なども友人たちと情報交換します。

POINT 03 人間力の育成と獲得へ
異文化体験や英語による意見の発表、現地の学生との交流などを通じて、リーダーシップ、異文化コミュニケーション力、問題解決力、課題に立ち向かうたくましさを獲得します。


各学科ごとに現地で体験できる具体的な学び

グローバルマネジメント学科
  • 大学等におけるビジネスの基礎に関するレクチャーを受ける
  • 企業視察や職場体験で課題を討論し英語でプレゼンを行う
食健康学科
  • 大学や地域における食と健康に関するレクチャーや実習体験
  • 病院や福祉施設等の視察とRD(Registered Dietitian)との交流
こども学科
  • 教育の本場であるフィンランドの保育・幼児教育に関するレクチャーや現地学生との交流
  • 保育所の視察や自然豊かな中で育まれる保育の実習体験等


グローバルセンター

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三輪キャンパスにあり、研修・留学、語学教育の支援、および海外からの留学生への支援(受入れから日本語・日本文化学習、生活支援など)、海外プログラムのトータルなサポートなどを主業務とします。


3. 地域を繋ぎ、新しい価値を生むイノベーション

「社会をより良い方向に進展させるための、ビジネスを使った新しい革新」をソーシャル・イノベーションと呼びます。現代社会が直面する社会的課題に対処するため、公的機関だけでなく企業活動などを通じた効果的かつ持続可能な革新的取り組みを生み出さなければなりません。長野県立大学は、産学官連携を通じ、地方創生への起爆剤となる新しい仕組みの開発の支援や、従来型ではない貢献を推し進めていきます。

長野県に軸足を置き、長野を愛し、いつか街に還元できるリーダーに。

長野県に生きる多くの優良な企業や、新しいスタンダードを生み、地域を牽引する起業家たち。彼らとの交流は学生たちに勇気とインスピレーションを与えます。長野の優れた人たちと絆を結び、たとえ世界や日本のあらゆる場所へ旅立っても、いつかそれを長野に還元できるような愛を育むこと。広い視野で社会を革新できるイノベーティブな人材育成を目指します。

地域創生に向けて長野の核となる大学へ

美しく豊かな自然、長い歴史と伝統を有す長野県。幕末の洋学研究者・佐久間象山も信州の生まれです。彼の私塾から輩出された若者は、新しい時代を切り拓く原動力となりました。長野県立大学は長野の産業・文化・生活を活性化する「知の拠点」として、地域創生、活性化の源流となることを目指しています。

優れたロールモデルとの出会いが、学生の可能性を刺激する

大学が生まれると街が活性化する、と言われます。アメリカでは大学がイノベーションの起点となりうるように、学生が世界を変える志を胸に、社会で活躍するロールモデルと出会う機会も生まれます。世界中のイノベーター、プロフェッショナル、起業家たちの実際を目の当たりにし、彼らは大きく覚醒します。


ソーシャル・イノベーション創出センター(CSI)

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後町キャンパスにあり、産学官連携や地域との連携を図り、社会的課題を解決するための新しい商品やサービス、新しい仕組みの開発の支援を行います。